だめなトレーダーは3つの可能性を考えて、もて余す。
良いトレーダーは可能性を1つに絞って、観察をする。
観察がいかに大事かわかりました。
木曜日と金曜日のシフトが交換になって、木曜日に出勤。
その木曜日の日本時間午後に、3,000ドルの急騰。
そういう巡り合わせだから仕方がない。
急騰がひと段落すると、調整のボックス(レンジ)に入る。
⒈このままレンジが続く。
⒉さらに高値を更新する。
⒊下落する。
⒊の下落には移動平均線が収束しないと跳ね返されるので、まだ先。
⒉の更新する気配は感じなかった。
⒈のレンジ。1時間足では1,000ドル幅があって、1本のロウソクも500ドル分の長さがあるけれど、15分足レベルでは100〜300ドルくらいずつの上下幅でしか動かないので、60ドルのスプレッドで入って途中で止まると怖いので、入らなかった。
1時間足の下から上までを狙えるようになれば、500ドルくらいずつ取れた。
そんなゆるいボックス圏の中で最高値を更新することが3回あって、底値で入らなかったことを後悔する。
高値圏では、抵抗線で大きく反発することもなく、300〜500ドル伸びたけれど、やっぱりブレークは嫌だ。
結局、最初の高値と最後のスプリングを入れると、トリプルトップ(三尊)を真ん中に挟んで五尊みたいになる。
永遠にボックスが止まらないのではないかと絶望する気持ちと、いつか下落する期待感がありました。
まる1日この状況がつづきます。
4つ目のピークのあと、25MAが下がり始めているのに気づきません。
最後のピークが下落前のスプリングで、気づいていれば全力でショートするべきだった。

1分足では、下落が待ちきれずに何度もたたき落とすような下落が起きます。
気付け!
良いトレーダーはここでよく観察して、可能性をひとつに絞るところでした。
僕は、夜の8時、洗濯物を部屋に干し終わったところでした

3,000ドル落ちました。
0.02ロットでも、9,000円の利益になります。
以前なら、悔しくてほっぺたを叩いたり、うめいたりしましたが、娘が怖がるので、静かにしょげていました。
759円が9,000円になるなら、9,000円が90,000円、900,000円になるのも、運の問題。
3,000ドルの下落の時に、起きていてさえ取れないのに、寝ているとか、仕事中だと取れない。
ロングの場合、日本時間の朝に最安値から上昇することがときどきあり、最安値ではぜったいにエントリーして、仕事中に適当なところで利確したい。
下の図は、下落後の半値戻しの上昇と、再び下落したあとの、地獄のようす。上げては落とされ、上げては落とされ、朝までずっと続いていた。
